こんにちは！
東京都武蔵村山市を中心に関東一円で道路の新設・改修工事、造成工事、外構工事などの土木工事を手掛ける株式会社ナカムラです。
造成工事と聞いても、あまり聞き慣れないため、全くイメージが浮かばないという人もいるのではないでしょうか？
しかし意外にも、造成工事は身近で頻繁に行われている工事なのです。
そこで今回は、造成工事の概要をご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください！
造成工事って？
宅地として利用するために土地を整備する工事を造成工事といいます。「宅地造成規制法」に基づいて申請が必要となる工事です。
まず、造成とは、空き地や農地、田んぼ、畑など、さまざまな土地を使用目的に合わせて整備することをいいます。
例えば、手つかずの土地を有効活用したいという場合や農地を宅地として利用できるように変更する場合には、安全に家が建てられる状態に土地を整えるため、土地の造成を行う必要があります。
土地は、各地域の地形や質によって地盤の強さが違うため、造成を行って地盤を強化しなければなりません。
雑木林の開墾や高低差のある斜面への擁壁の設置、田んぼや湿地帯の埋め立てや水底の土砂の掘削なども造成工事に該当します。
土木工事に分類され、新築工事の前に行うことが一般的です。
造成工事の4つの手法
造成工事は、大きく4つの手法に分けられます。粗造成（粗仕上げ）
建物の解体後に、コンクリート片や石、木くず、ガラス片などを取り除いて、重機で土地を平坦に地ならし、転圧して締固めます。細かい廃材などをどこまで取り除くかといった仕上がりは、業者によって差があるため、事前に確認が必要です。
砂利造成
粗造成（粗仕上げ）よりもさらに細かく不要物を取り除き、土地の高さを修正した後に砂利を敷き詰めて転圧します。土地に砂利を敷き詰めることにより、整備された見た目になります。
また、雨の水はけも強化されます。
防草仕上げ
雑草を取り除き、防草シートを敷いた上に砂利を敷くことによって、雑草が伸びたり増えたりすることを抑制します。雑草の除去が甘ければ、後々の見栄えに影響するため、事前処理はくまなく行うことが重要です。
コンクリート・アスファルト舗装
駐車場など利用する場合には、造成した土地をコンクリートやアスファルトで舗装することがあります。コンクリートはアスファルトと比べて費用が高く、工期も長くなりますが、メリットとして、耐久性が高く、補修回数が少なく済むことが挙げられます。
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